E広範囲かつ計画的な救援物資の確保
神戸市の職員、ボランティアの方々から救援物資に関するあらゆる情報を集め、「どこに何があるか、誰が運んでくるか」等を知り、長期に備えた物資の確保に努めまし
た。物資の輸送には、中継基地である神戸外語大やグリーンピア三木からの直行便 (ボランティアの車両)を活用しました。物資のなかでは、とくに毛布、マットレ
ス、カセットコンロ等の確保を十分に図りました。
F救援物資の品目別在庫管理(保管場所にも留意) 若手の長期ボランティアの方々の協力頂き、マニュアルの作成を依頼、1月末に完成
しました。神戸市の職員もその有用性に感心され大変喜ばれました。
G避難生活者の実数把握(朝、昼、夕で異なる)ための食数管理 給食室前で各教室毎に並んで配分(避難者の小中高生がよく手伝ってくれました。)
H避難生活者からの要望を調査するための「アンケート作戦」 絶対数の足らない救援物資(下着類等)の配分に役立ちました。
I県、市等から届けられる各種情報等の迅速な配布 若手の中期ボランティアの方々にご協力頂き、職員室前に「情報コーナー」を設置。
|
J秋田県からの医療団と協力して環境改善
各階の手洗い所に「蛇口の付いた水タンク」と「うがい薬」を設置。 その他数項目あったが、全て効果がありました。
K公平な衣類配給の方法等を提案しルールの作成並びに女性の先生に配給依頼。 救援物資の保管場所に使用していた家庭科教室をデパートの売場のように変身させ、
すべて実施してくださいました。
L神戸市の職員、先生、ボランティアの方々、および避難住民の識別のため名札をつけ ていただくことにしました。
名札の入手に苦労しました。(今後の救援物資のひとつに加えると便利ではないかと 思いました。)
M苦情相談 精神的ケアの一環と受け止め一生懸命対応しました。(これが、一番大変でした。) とりあえず時間のある限り相談にのり、可能な範囲で要望に答えるよう努力しました。
N地域住民に対する救援物資の公平な配給をするための「カード作戦」 一家族一枚(人数を明記)として登録し、配給の都度チェックを実施しました。
以上、15項目について記述してまいりましたが、次のことを考慮してボランティア 活動に臨みました。 |